我が家のセキセイインコ・藍緒さん(6才・♀)は若い頃から健康診断で「腸内に悪玉菌が多めです。これ以上増えたら投薬をしないといけない。」とずっと言われていました。でも!「あるもの」を食べるようになってその状態を改善することが出来ました。今回はそれを紹介していきます。

腸内の健康を整えるのはやっぱり乳酸菌
腸内環境が良くはないけど、投薬開始まではいっていない。健康と病気の間の状態⋯いわゆる「未病(みびょう)」の状態と言われ続けていた藍緒さん。勧められたのは乳酸菌を摂取して腸内環境を整えることでした。この辺りは人間と同じですね。
まずは飲み水に溶かして飲むタイプの粉末の乳酸菌を紹介されました。しかし鳥さんは飲み水に色がついたり、味が変わったりするのを嫌うようです。案の定 藍緒さんも最初こそほんの少しは飲んでくれたのですが、結果的に水を飲むことを拒否してかえって健康を損ねてしまいました。
水を全く飲んでくれなくなり、このままではかえって体調を悪くしてしまうかもしれません。
もう乳酸菌治療は無理かと思ったその時・・・救世主を見つけました!
小鳥用 乳酸菌サプリメント・大好きん
水に溶かすタイプではなく、いつもの餌といっしょにポリポリ食べられる、顆粒状の乳酸菌サプリメントです。「大好きん」って名前も可愛いですね。無理やり食べさせたり飲ませたリするのではなく、美味しく食べてくれて愛鳥が健康になれるなんて素晴らしいことです!
藍緒さんに与える前にちょっと舐めてみたのですが、ほんのり甘みと酸味があってヨーグルトっぽいかな?
食べてくれなくても諦めないで!警戒心を解いて食べてもらおう
鳥さんにも個性があります。初めて与えてものでも最初から良く食べてくれる子は問題ありません。しかし警戒してなかなか食べてくれない子もいるのです。我が家の藍緒さんもいきなり最初から食べてくれたわけではありません。どうやって慣れてもらったのか紹介していきます。
まずは少量でも口に入るよう工夫する

いつも食べるペレットにこの乳酸菌をひとつまみ振りかけるようにします。その際、なるべくペレットを固めて高さを出して置くようにして上部にそっと乳酸菌をふりかけます。こうすれば見慣れない乳酸菌は避けてペレットだけ食べようとしても、ペレットのお山を崩す時に少量は口に入ります。食べ終わった容器を見ると、乳酸菌だけ残されていますがいいんです!しばらくは続けてみましょう。
根気強く続けるうちに好きになる!

乳酸菌を与え続けて2週間程経った頃、空になった容器を確認すると乳酸菌は残っていませんでした!
様子を確認すると、ペレットを食べ終わった後、キレイに舐めとっていたのです。「とにかく少量づつ口に入れるようにする」作戦成功です。実はこれはペレットに慣れるようになるまで、シードにペレットの粉をかけて食べさせるようにしていた時の応用です。少し時間はかかりますが、新しい餌になかなか慣れない子にはぜひ試して欲しいです。
若い頃から乳酸菌になれておくとなおよし!
乳酸菌を摂取するようになって半年ほど経った頃、定期の健康診断を受けました。そこで6歳にして初めて「腸内の様子が良い!」との診断を受けました!本当に嬉しかったです。

ようやく健康だと診断されて思ったのは、ひとり餌を始めた若い頃から与えてあげていたら良かったなと言うこと。途中から餌を替えるのはそれだけストレスにもなってしまうからです。
乳酸菌の与え方・まとめ
✓ いつも食べている餌に振りかけて、少しでも口に入るようにする。
✓ 見慣れないと最初は食べてくれないかもしれないけれど、しばらく続けてみる。
✓ ストレスを与えないために、できれば一人餌に移行する若い頃から与えて慣れるようにする。
※この記事は管理人の飼育経験及び参考書籍を元に作成しています。
〈参考書籍〉